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[6]練習、楽しい?(2003/11/20 17:56:03)
本番直前の練習は楽しい。
私たちの活動の中心を成すのはやっぱり練習です。練習に充実感を覚えないような活動に魅力は感じません。
でも、その練習も譜読みから始まり、骨組みを作り、歌詞を付け、母音を揃えて・・・といった音楽作りのための「準備」に、一体どれだけの時間を費やしているのでしょう?もちろんそれらは、「コンクールで良い結果を得るため」や、「演奏会を成功させるため」であたっりするんでしょうしょうが、あまりにも「単調」すぎるために時々嫌になります。しかし結果だけを求める練習はハイリスク・ハイリターン。結果によってはそれまでのプロセスを全て否定することにもなりかねません。
「歌うこと」そのものや「音楽を作り上げる営み」に魅力を感じないと我々の「単調な」活動は単なる繰り返しのつまらないものになってしまいます。
活動の中核を成す「練習」は楽しくあるべきです。
今は、一度関西コンクールまでに「仕上げ」た曲を一旦「解体」して「再構築」する作業です。100分の1秒を縮めるために情熱を注ぐ一流アスリートの挑戦とは違って、音楽はちょっとしたきっかけで、簡単に生き生きと変化してくれます。その状態を体験できる期間は残念ながらわずかですが、私たちはそのわずかなチャンスにこそ歓びを見出さなければなりません。
関西コンクールから全日本コンクールまでの1ヶ月は我々に与えられた至福の時なのです。だからこそ無駄にしたくない、だからこそ贅沢に使いたい。
仕上がりはまずまず。さあ、いよいよ本番です。
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