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[11]課題曲発表!(2003/12/01 14:58:25)
やっと一息ついて・・・と思っていたら、もう来年度のコンクールの課題曲が発表されました。
今からすぐに練習するわけじゃないけど、ちょっと・・・早いよ・・・年明けにしてよ、せめて・・・。しかし、モンテベルディとメンデルスゾーンか・・・。見事にウチのレパートリーの空白地帯やんか。やられたあ〜。しばらくは、っていうか春過ぎまで頭を痛め続けることになりそうです。
新しい年を迎えるにあたって合唱団の年間の方針とプランを提示する準備をすすめなければなりません。シェンヌもかつてはコンクール合唱団(?)でしたから、コンクールの自由曲を決めたらそれでおしまい!だったのですが、近年は小規模ながらも毎年演奏会を開いていますのでそういう訳にもいきません。
選ぶ曲数の多さにも悩まされますが、それ以外にも演奏効果、聴いてくださる方々のニーズ・・・と様々な角度から検討しなくてはならないことはご承知のとおりです。
私は曲を選ぶ際、メンバー一人一人の顔が浮かんでしまいます。「音域」の問題、「音色」の問題、そして「難易度」。とてもよい曲に出合っても「あーアイツには無理か・・・」と、見送ってしまうことがよくあります。しかし少しずつでもその限界ラインを引き上げていかなければ成長はありません。次につながる活動にするためには、「今はここが限界」というレベルを正確に把握していなければならないと思います。
将来が約束されていない(?)アマチュア合唱団にとっては毎年毎年の活動がまさに勝負です。セミプロのような活動がしてみたい・・・と思ったところでそれは有りえない話です。
「自転車操業」状態はアマチュアの宿命。頑張り続けなければ来年はないんです。しかしその「宿命」は同時に「おもしろさ」であるとも言えます。
明日の自分たちのために今日の自分を磨く努力こそが原動力となって「不安定」な活動を支え、絶対に得ることの出来ない「安定」を追い求める夢を与えてくれるのです。そのことに「おもしろさ」を見つけることができなければアマチュアの活動は死んでしまうと思います。
それにしても地道な活動、そしてとてつもなく地味・・・地味ですなあ。
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