25番の記事表示
戻る HOME
[25]欠けているもの(2004/02/23 16:30:33)
先週末の練習は出席率悪かったねえ。15人もいなかったんじゃない?このところずっと九割近い出席率だったから特に少なく感じたのかなあ・・・。

冬は風邪をひいてお休みする人が多くなります。体調悪いんだから仕方がないんでしょうが、誰一人欠けてもバランス崩れるんだから・・・ね。オーケストラだったらオーボエがいない、とかティンパニが欠席だとかいうととても練習しづらいでしょ?合唱は4パートしかないから「自分ひとりくらい・・・」って感じで考えがちですよね。でも違うよ。責任は等しくあるんですよ。30分の1だから・・・位に思っている人は、その働きもきっとその程度。「絶対に休めない!」と思って頑張っている人もいるんだから、「風邪ひいても来い!」なんていわないけど「風邪ひかないようにしてね」とお願いしたい気持ちです。みんな必要なんだから・・・とにかく早く体調戻してください。

さて昨年の全国コンクールのCD「ハーモニーの祭典」(だったっけ?)が、やっと送られてきました。今年は課題曲の演奏も収録されていてラッキー。当日聴くことの出来なかったAグループ前半の演奏も含めてじっくり聴いてみました。
やはり録音で聴くと、実際ホールで聴くのと随分違った印象。録音レベルが多分一定じゃないみたいで人数からくる厚みや広がりが感じ取りにくいかな?いや、べつにシェンヌの声が思っていたより小さいからそんなこと言ってるんではないですよ、ねえ?(って誰に聞いてんね!?)

最初の会津混声は骨格がしっかりしている安定感抜群の演奏。特に男声。あれ何?すっげーいい声。うらやましいな・・・。自由曲はかっこよすぎ。
鈴優会の自由曲「どちりなきりしたん」はシェンヌも去年の定演で歌いました。
16人の演奏ということで「どんなんだろう?」と楽しみに聴きました。出だしは「少し暗い?」と思いましたが、音色は見事に統一されていますよね。一人一人の声も立派なんだろうけど、まとまりで聞かせる声作りが徹底されていてとても好きです。音楽も自在。人数にあった小回りの効く演奏。見習わなければ。

で、シェンヌは・・・一言でいえば「軟弱」。ちっちゃいこと気にしすぎ。
3列目はひよこ?以上。

コンクール的な演奏、ってあるけど、シェンヌはそんな感じですね。傷が少ないことが完成度の高さではないんです。今回のESTや会津混声、徳島合唱団なんかみたいに合唱がちゃんと「伝える手段」になっていて、心に「届く」演奏でなければならないですね。そういえば去年のガウディだって、それ以前にもJuriだって、MIWOだって、もちろんBグループならば今年の大久保、なにコラだって・・・挙げればきりがないけど、コンクールで上位に入る演奏ってみんなそうなんですよね。実際、シェンヌの生の演奏を聞くことはできないけど、これは比較の問題ではなく純粋に音楽の「質」としてどんな風に聴き手に伝わっているんだろう?CDを聴いて少し不安になりました。まだまだ・・・だよね。

話は変わりますが「世界合唱シンポジウム」の国内の演奏団体決まりましたね。すごい顔ぶれ。ご近所ではESTさん、なにコラさん、もちろんエコーさん。国際舞台の経験も豊富な正に日本を代表する一流ぞろい。演奏の質のみならず、合唱団としてのあり方の質が一流、国際的なんでしょうね。シェンヌは応募することすらできなかったけど、いつかは海外進出してみたいなあ。

夢のまた夢・・・。


戻る HOME
CoolandCool