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[21]つるつる(2004/01/24 01:39:54)
今朝、目覚めると外は真っ白!いつもより早く起きて急いで用意をしました。雪が降るとは聞いていなかったから少し慌てましたが、まずは車に積もった雪(5cm)をおろして早めに車内の温度を上げてっと・・・。
昨年度まで勤務していた学校が山の学校だったので、冬はスタッドレスタイヤが常識になっていました。ちょうど一年前に新しいスタッドレスに履き替えたばかりだし。まだタイヤの溝は深い・・・あれ?・・・浅いやん。ツルツルやん。やっぱ、一年間履き替えなかったらアカんみたいやね(当たり前!)ブレーキ踏むごとにキュッキュキュッキュすべりまくり。いつもは30分で着くところが80分もかかりました。肝冷やしたなあ(汗)。
運転中は肩に力が入るから音楽でも聴きながらと思い、カーステレオのスイッチを入れました。今、入っているCDはブラームス。2番のシンフォニーです。
今年8月に予定しているオーケストラとの演奏会の曲目がほぼ決まりました。合唱が付くのはメンデルスゾーンの「Lauda Sion」、それとメインの曲がブラ2。そう、ドイツものを2曲並べた選曲です。うーん確かに不安。いや、かなり不安。
今年のコンクールの課題曲はメンデルスゾーンを選択する可能性もあるし、思い切って今年はドイツ音楽に取り組む年にしちゃえ!とばかりに5月の定演でもドイツの合唱曲を取り上げることにしました。アマチュア合唱の世界では古典〜ドイツロマン派の扱いは極めて慎重ですよね。「素人が手を出しちゃいけない」的なイメージが強くて、よほど良い演奏をしない限り評価してもらえないのかも知れません。
しかしアマオケの世界は違います。技術的に可能ならばOK!なんですね。さすがにモーツァルトは敬遠されますが、マーラーだってもちろん候補に挙がってきますから・・・。例えば吹奏楽では中高生のバンドでもR.シュトラウスのアレンジものを見事に演奏したりしますが、いやー果たしてどちらが健全(?)なんでしょうかねえ。
学生時代はオペラアリアよりは、むしろドイツリートに重点を置いて勉強しましたが、見えてくるのは、それはいわゆる「はったり」の効かない音楽だということです。
感情よりも精神性の表現。深い支えの上に成り立つ確実に制御された声、表現の多様性に応える音色。音楽の構築性。そして人間性・・・。
もちろん合唱でも同じことだと思います。全体の流れに「合わせる」だけの存在は、その必要性がなくなります。必要なのは「個」としての主体的な存在。そしてアマチュアとして何よりも必要なのが、それらを求めようとする強い探究心と精神力。
あのー念のためにシェンヌのみなさんに付け加えますが、これはドイツロマン派に限ったことではないからね。ただそこにエッセンスが隠されているだけのことです。じっくり時間をかけて取り組んでみましょうね。きっと新しい世界が見えてくるはず・・・。
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