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[20]ハーモニー(2004/01/16 22:49:44)
ハーモニー冬号が送られてきていたのに、パート練習に顔を出さなかったから結局手に入らなかった・・・とぼやいていたら昨夜Zoliさん(HP管理人)が、わざわざ家まで持ってきてくれました。(ZoliさんThanks!)
早速パラパラページをめくっていくと・・・お、載ってる載ってる。写真が。ぷっ!すごい顔や(誰がや)。写真から歓声が聞こえてきそうなほどリアルな写真(?)やなあ。
コンクールに対する考え方は色々あるんだろうけれど、こんな年齢になってガッツポーズができるなんて、しかも恥ずかしげもなく出来てしまうなんて、確かに見た目には良くないけど、でもちょっと素敵な瞬間・・・ですよね。
さて審査員座談会。中学から一般Bまで全部一気に読みましたが・・・これだけ観点にばらつきがあるんだから、審査結果がバラバラなのも納得できますねえ?これだと審査員が変われば結果も絶対に変わるんだろうな。
でも、だから意味があるのかな、と思います。音楽に対する「優劣」は、結局のところそれぞれの「好み」なんだから、審査員の評価やその講評の内容の「ばらつき」は、私たちの演奏のあらゆる長所短所を様々な角度から照らし出してくれます。気づかなかったことを気づかせてくれたり、良いと思い込んでいることが実はそうではなかったり・・・と普段自分たちだけで歌っていると見えない、聴こえないものが、ある評価をきっかけに浮き彫りになってくることだってあります。「井の中の蛙」ではいたくないから、敢えてコンクールに「評価」を求めにいくんですよね。
しかし逆にあまりにも評価に頼りすぎて、多くのものを身に付けようとしすぎると合唱団の「個性」が埋没してしまうことになります。少しぐらい「嫌われる」ものがあってもいいんじゃないのかな、と思ったりもします。言い訳っぽいけど、ね。
シェンヌの演奏に対する礒山先生と高橋先生からのご指摘は、「響きの重さ」と「優等生的な演奏」の二点でした。響きの重さについては過去にも当間先生からご注意いただいて、ここ2年ほど徹底的に改造(?)してきたつもりですが、まだまだ克服できていないんですね・・・そういう意味では多少ショックですが、しかしありがたいご指摘です。このことで今後の練習のあり方も変わってきます。
優等生的・・・という点については、わたしもずっと気になっていることで、まさしく我々がいま一番重要な課題と捉えていることですよね。こればかりは一人ひとりの意識の問題でもあります。「合わせる」ことから「発する」ことへの転換。まだまだ課題は山積です。
「なぜ何十人もの声を合わせる必要があるのか」(権代先生)
合唱としての表現のあり方。それを考え、求めていく中で、目の前の課題を克服していけるヒントを見つけていきたいですね。
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