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[32]合唱祭(2004/06/29 22:25:01)
演奏会から2ヶ月。
学校は明日から期末考査です。1学期、長かったなあ。
久しぶりに余裕のない毎日でした。これからは少しずつ時間を作っていきたいな。

先週末は奈良県合唱祭でした。
今年から連盟の理事になり、舞台進行の仕事が与えられ、初めて舞台裏でほとんどすべての演奏を聴くことが出来ました。

一日目はお母さんコーラスでした。私も「アンサンブル・テルミナ」という女声合唱を指揮して演奏しました。このグループとしては初めて合唱祭賞を受賞しましたが、演奏そのものは不本意なものとなってしまいました。演奏中のちょっとしたアクシデントを私が巧くカバーすることが出来ず、そのあとも私の集中力が切れてしまいました。団員の皆さんに対してこれほど失礼なことはありません。ただただ反省です。でもきっと次回につなげますから、ね。
奈良は「お母さん」が活気があり44団体もの参加がありましたが、全部聞く中で、ちょっとイメージが変わりました。
とにかく皆さん、熱心です。指導者の方々もよく勉強されていて、とても熱のこもった演奏が続きました。もちろん、これが全国大会へつながるコンクールであることも、その理由かもしれませんが、あの情熱は見習うべきだと思います。
ゲストで演奏された大阪府立春日丘高校は自信に満ち溢れたパフォーマンスでお見事でした。

二日目は中学、高校、大学、一般の部。
日程の関係で中学校は試験前ということで参加校なし。残念なことです。
ジュニアの団体が全体的にまとまりもよくって、素晴らしかったと思います。最も印象に残ったのは 北大和高校コーラス部。以前にも触れたことがありますが、毎年のように顧問がかわられて、今年は講師の先生だと聞いています。とにかく声がナチュラルで透明感があり、高校生らしい爽やかさに溢れた感動的な歌声!ちょっと鍛えたら今までの奈良では聞けなかったようなレベルまで十分に持っていけそう・・・すごい。

シェンヌがまだOB合唱団と名乗っていた頃には合唱祭は唯一の演奏の機会でした。
初めての参加は創団1年目、私が大学2年生の6月でした。勢いで作った合唱団は、その求めるべき道を持たず、崩壊へのプロセスを繰り返すばかりで、当初思い描いていたような活動には程遠い状態でした。
今年で22回目の出場となりましたが、合唱祭は今でも、その年の合唱団の状態を教えてくれる大切な演奏の機会です。今回は今までより少しだけ落ち着いて、丁寧に演奏できたんじゃないかな。


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