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[41]年のはじめに・・・(2005/01/24 15:04:18)
ご無沙汰しています・・・なんてもんじゃない。2ヶ月ぶりになってしまいました。
比較的時間に余裕はあったのですが、なんとなく・・・ええ、なんとなく書けなかったんです。思ったことを、まず書いてみて、それから考えることが多かったんですが、コンクール以降、ちょっとじっくり考えてみようかと。特に「何を」ということもないのですが。

今、シェンヌは次の演奏会に向けての準備に取りかかったところです。もともと3月に予定していた定演が、ホール主催のコンサート、という有り難いお話をいただき、急遽5月に日程変更させて頂きました。ご予定頂いていました関係の皆様には本当に申し訳ございません。

さて、新しい年を迎え「新鮮な気持ちで」スタートしたつもりですが、やっぱりなんだか去年と同じ。まあ劇的な変化はその後が怖いから、今ぐらいの「目には見えない程」の変化の方が(私の)性格上、安心できるんだとは思うのですが、あまりに変化がないもんだから、「そのうち、ストップしちゃうんじゃないの?」って結局不安になってしまう。

たぶん、みんな受け身すぎるんだと思うよ。なんだか中学高校の部活動みたいにも見えてしまいます。「よくわからないからもっと詳しく」と質問があってもいいし、「もう一度、今のところ、歌わせて」と要求する場面があってもいい。「そんなこと書くから余計に言いにくい」って攻撃されそうだけど、本当にみんな真面目に黙々と(?)歌うばかり・・・。澱みそうな空気をなんとかせねば、と発したギャグが「最近、冴えないね」と言われる始末。
「そこの指示、先週に言ったこととちがうんですけど・・・」って、そんなことだけはみんなの引きつった顔に書いてあるし。

今のシェンヌは「愛着」によって支えられているのだと思います。それはすごく感じるし、その暖かな雰囲気は得難いものです。でも中には「自分の夢を実現させるため」や「自分の理想の音楽を求めるため」の「実験的な場所」と捉えるヤツがいてもいいかもしれない。
言い換えれば今の状態にある程度満足しているメンバーが多いということだと思います。
しかしこのことは合唱団の「雰囲気」だけに影響するのではないような気がします。実際にはもっと多くの影響が私たちの演奏に出てきていると思うのです。

だから厳しく・・・というのでは解決にはならない。「愛着」があるならその「形」を見せて欲しいのです。そのすべてが自発性を持っているし、結局は団の「本当の意味」での活気を生み出すと思うのです。
「今年はそんなことを考えてみる年になればなあ。」という提案、っていうかお願い、です。
「え?2ヶ月かけてそんなことしか考えてないの?」・・・と、また鼻で笑われそうですが。


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