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[69]え!もう秋?(2007/10/09 23:53:27)
ご無沙汰しております。
前回、いつ書いたのかすら記憶にない・・・。
夏を過ぎて、今はもう秋。そう関西コンクールも終わってしまいました。

夏の出来事を振り返るとイロイロあったな、と。
恒例の宝塚コンクールにはルネサンスとロマン派の2部門に出場。
思いがけず両部門で(初)金賞!これにはびっくり!
ルネサンスは地味目な選曲でしたが、納得の演奏でした。

10年以上前の、本当に下手だった頃に一度選曲した2曲。
アネリオのモテトとタリスのエレミア。

それでなくても小さいステージなのに、いつもの年より雛壇が明らかに前過ぎる!
多分、指揮位置から2メートルも離れてなかったんじゃない?

でも、歌いやすい!!
ホールトーンを「浴びながら」歌える感覚ってベガホール以外では味わえないかも。

ロマン派では5月の演奏会で歌ったブラームスのモテト。
こちらもまあまあの出来でした。

宝塚には20年前に初出場。ビブラートばりばりの超重いマドリガルとシャンソン。
その後4年間は予選通過すらできなかった・・・。
しかし初めての舞台で味わったベガホールの響きに魅せられて、また同じステージで演奏される他の出場団体のレベルの高さに驚かされて、すっかり私たちはあのコンクールの虜になってしまっていました。

挫折の繰り返し。
宝塚に限っていえば、コンクールでの賞を目指すのではなく「あのステージ」で歌うこと、そのものが目標でした。

コンクールとは思えない、アットホームな雰囲気。当日審査後に行われるレセプションでの交流の楽しさ。観客の方々の暖かい拍手・・・。

シェンヌは宝塚を目標にし、そして宝塚に育てられた合唱団です。
室内合唱という演奏形態を守り続けたいと思うのは、そこでの経験の積み重ねがあったから。

しかし現在のシェンヌの人数はこのコンクールのサイズには少々大きすぎます。
年に2つのコンクールという活動にも考え直す時が来ているかも知れません。

しばらく、このコンクールをお休みしてコンクール以外の「目標」を見つけてみたい。
そんな気持ちをメンバーに話したら、みんな快く了承してくれました。
来年の夏は、新たな目標へのスタートとするつもりです。


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