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指揮者のためいき

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[79] Chœur Chên ...   [78] ≪第15回演奏会パンフ ...   [77] 8年の沈黙を破って・ ...   [76] ちゃんと生きてます・ ...   [75] 長らくのご無沙汰でし ...   [74] 明けました。   [73] コンクール2   [72] 第60回全日本合唱コ ...   [71] 関西コンクールも終わ ...   [70] 夏の出来事   


(2017/05/19 23:37:57 〜 2007/10/10 23:50:48)


  [79] Chœur Chêne X Combinir di Corista ジョイント・コンサート in EASTパンフレットより転載 2017/05/19 23:37:57 

「次は東京で」と約束して終わった前回のジョイントコンサートから5年。これほどの長い時間をコンビニさんにお待ちいただくことになるとは思っていませんでした。
この間、多くの団員が去り、合唱団としての存続そのものが危ぶまれた時期がありました。そのような状況ではジョイント実現の夢を語る余裕もなく諦めかけていました。
しかし幸いコンクールで毎年顔を合わす機会があり、気がつけば前回生まれた友情を灯し続けてくれている若い団員たちの存在がありました。
そんな気持ちに支えられ何とか危機的な状況を脱した、まさにそのタイミングを待ち構えていたかのように今回のジョイントのご提案を頂きました。
自分たちの音楽の質を高い次元で保ちつつも、ジョイントの約束を忘れずに待ち続けてくださる松村先生と団員のみなさんの懐の深さに感激しました。

昨年のコンクール全国大会でコンビニが演奏した信長作品。シェンヌの団員と共に聴き度肝を抜かれました。
圧倒的な説得力、音楽の推進力を自在にドライブする指揮者の
卓越した手腕。会場の空気が一気に変わり、技術と精神が一体となった、まさしく芸術としての合唱演奏の在り方を見せつけられた思いがしました。
そこには確かに私たちが目指すものがありました。この合唱団ともう一度共演できるんだという武者震いにも似た心の高鳴りを感じ、また一歩、前に進む力を与えて頂いたように思います。
ジョイントコンサートでの共演は対等な関係であるべきです。未成熟な部分を持ちながらも音楽に向かう強い気持ちを忘れず本日を迎えました。
「次はまた大阪で・・・」そんな気持ちになるような心の通い合った演奏を目指します。

クール シェンヌ 音楽監督 上西一郎

※2017年5/13(土)Chœur Chêne X Combinir di Corista ジョイント・コンサート in EAST 於:紀尾井ホール パンフレットより転載

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  [78] ≪第15回演奏会パンフレット挨拶文≫ 2017/01/24 22:56:02 

本日はクール シェンヌ第15回演奏会にご来場いただき、誠にありがとうございます。
今回はすべてドイツロマン派の合唱作品を演奏いたします。中でも特に長年温め続けた「ドイツレクイエム」を皆様の前で演奏できることは望外の幸せです。少々大袈裟な言い方になるかもしれませんが、この大曲を演奏するために10年間の準備を重ねてきました。
バッハからシェーンベルクに至るドイツ音楽の歴史の上で、合唱作品にどのように光があてられてきたのかということを、その演奏を通して感じ、学んできました。
ブラームスの作風に影響を与えたもの、同じ時代に別の道を求めたもの、ブラームスがドイツレクイエム以降に築き上げた世界、そしてブラームスに影響を受けた後の時代の音楽。それらの作品が語りかけてくるものに耳を傾け、語学を習得するように日々聞き取れる情報量を増やしていく。少しずつ外堀を埋め、遥かに霞む憧れに一歩ずつ近づいてきました。
心から信頼する二人のソリストとピアニストの才能あふれる力を得て、今私たちに出来る音楽の全てを感じて頂ければ光栄です。

2017年1月21日(土)
主宰・音楽監督 上西一郎

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  [77] 8年の沈黙を破って・・・? 2016/11/25 22:51:06 

一部に熱狂的な読者がいた?という伝説のエッセイ。クール シェンヌ主宰・音楽監督上西一郎の『指揮者のためいき』。

2008/12/08を最後に更新が止まって、いつの間にか公式サイトのメニューからも外れておりましたが(笑)、満を持して復活!

新しい記事も、現在上西が鋭意執筆中で(先日の全国コンクールが題材だとか…?)、近日UP予定です。乞うご期待!

【渉外 山氏@安芸】

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  [76] ちゃんと生きてます・・・ 2008/12/08 17:22:25 

ご無沙汰しております・・・。
夏と秋を通り越して、季節は冬。もうすぐクリスマスやし・・・。
その間、色んなことがありました(当たり前。)

「25周年の演奏会」
初めての県外での演奏会。初めての委嘱初演。
無謀にもバッハのモテトを演奏したり・・・。
10年前には出来なかったことが実現できるようになったことで、少しは成長できたのかな、と喜びたいのですが、「じゃ、10年後は?」って訊かれたら、答えに困るなあ。
今はただ「続けていたい」と思うだけです。

「韓国の国際合唱祭」
初めての海外での演奏。
2泊3日のスケジュールは厳しかったデス。到着してすぐに一つ目のステージ。
準備期間もほとんどなくって、演奏曲は少ないレパートリーから選びました。
それだけに聴いてくださる方々の反応が心配でしたが、どんな地味な曲でもこちらが納得出来た演奏には「ブラボー‼」の声がかかる。これまた初めての経験・・・。
2日目のメインホールでの演奏では、集客の少なさに唖然としましたが、普段以上に?集中して丁寧な演奏を心掛けました。最後の曲を歌い終えた後のいつまでも鳴り続いた拍手の音が心地よかったです。

「全日本合唱コンクール」
去年はブラームス。で、今年は・・・と色々考えましたが、とにかくシードで歌えるのは今回が最後だと思って、今一番歌いたい曲を選曲しました。
いまさらだけど、何がわかったかって、やっぱり「シンプルなものはムズカシイ」ということ。
発声上のテクニックはものすごくソロイスティックなレベルを要求されるので、とても「歌い甲斐」があります。一方音楽的には何の細工も作戦も無効なわけで、とにかくその音楽に試されているようで、本当に怖かったです。
でも、でもとっても勉強になりました。これは本当デス。

翌日のBグループは全団体聴きました。響きの良いホールでしたので、サウンド的にはとても心地よく聴けました。「チカマツ」の2団体はすごくよかったなあ。特に岡崎の総合的なパフォーマンス力の高さには唸らされました。
またMODOKIはとにかく感動的な演奏で圧倒されました。シューベルトの「音楽」が極めて上質で潤いたっぷり。ペンデレツキは声の勢いに任せたりしないで、溢れるパッションの表出が知的なバランスを保っていて見事でした。すごい指揮者だな、って思う。これも本当デス。

コンクールの1週間後には合唱指揮者協会のコーラスマスタークラスで千原先生の新作2曲を初演しました。調子よくお引き受けしたものの、実質的には6日間で仕上げるのはシェンヌの力量では厳しすぎマシタ。でも当日の午前に千原先生にレッスンしていただいて、本番の中で何度か歌う中で、曲が見えてきました・・・。今では頭の中でこの2曲がグルグル回りつづけています(笑)

今月21日には県のアンコン。今年は女声合唱で参加します。23日にはクリスマスコンサート。今年は教会のオルガンと一緒に演奏します。これも楽しみ。

たくさんのステージに恵まれ、得がたい経験が今年もできました。
じっくりと腰を据えて音楽に取り組む中で学ぶこと。逆にスケジュールに追われながらもステージをある意味坦々とこなしていく中で力となるもの。
自分たちへの負荷のかけ方によっては、これからも成長し続けることができるんだろうが、本番の経験を積み上げるだけでは、絶対に到達しない領域があるように思う。
ステージに追われてそれを見失ってしまったらアカン。

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  [75] 長らくのご無沙汰でした 2008/06/19 10:08:17 

TOPページの「ためいき、更新中」って・・・6ヶ月もかかっちゃイカんです。

しかしほとんど本番のなかったこの半年、だから充電が出来たかといえば、それも怪しい。

6月に入って慌しく本番のステージが続きました。
7日には合唱指揮者協会の北とぴあ「合唱の祭典」で歌ってきました。コンクール以外で関西を出て演奏する機会ってほとんどないので、今回が関東デビュー(笑)
前期ロマン派の曲ばかりの演奏会。希望したメンデルスゾーンの宗教作品はすでに選曲されていたので、考えもしていなかった「世俗作品」にしました。
そういえば数年前のコンクールの課題曲に「秋の歌」があったな、と思い出しそれを中心に5曲で構成しました。
歌ってみると、これが結構難しいのですね。古典的な手法で作られていますが、和声の推移や、言葉が際立つリズム感、そして何よりもメロディーが美しい!
音楽の魅力を伝えるのには歌い手の力量とセンスが不可欠です。汗・・・。
本番は練習以上の出来(笑)で、気持ちよく歌えました。

15日は奈良県合唱祭。
久しぶりに歌った「やまと郡山城ホール」はやはり良いホールです。単に残響が長いとかではなく、音の伝わり方がナチュラルで、そして上質。講評でも仰っていましたが、良い音はさらに良く、悪い音はさらに悪くしてくれるホール(笑)
曲はメンデルスゾーン2曲とバッハのモテト。
このバッハは26年前、シェンヌが結成1年目で合唱祭初出場の時に「わけもわからず」歌った思い出の曲。30年近く前の、これもコンクールの選択曲の1曲。ドイツ語は当時大学で習い始めたばかりのショボイ知識を結集して「独自にあみ出した」オリジナル。
今も録音が残っていますが、聴いても正直、笑えません・・・。
26年が経った今、歌ったらどうなんだろう、と思い演奏しましたが・・・これは笑えます。

さて来週はいよいよ25周年演奏会。今回はじめて大阪の会場で演奏します。
バッハ、メンデルスゾーン、ブルックナーのドイツ音楽、三善先生の古典的名曲、さらに松下耕先生への委嘱初演。とても今のシェンヌの力ではこなし切れない量と質。
聴く側にとっても極度の緊張を強いられ苦痛の連続になることと思います。

25年間の集大成などというつもりはなく、今の私たちの目指すもの、そして今、最も共感できる音楽を聴いていただきたい、という想いで選曲しました。
どうか多くの方々に聴いていただき、ご意見を頂戴したいと思います。

憧れのいずみホールで歌うことで、私たちの力が少しでも引き出せたらという期待感もあります。
私たちの精一杯の音楽をお聞きいただければ、と思います。

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  [74] 明けました。 2008/01/10 17:40:28 

新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

12月は慌しく過ぎていきました。
練習でお借りしている教会のクリスマスコンサート。以前はほとんどまともな演奏ができなかった・・・。全国コンクール以降に準備を始めるのですが、早い年ならコンクールの翌週ってこともあるわけで、「突貫工事」的な練習でなんとか乗り切ってきた感じ。
でも毎年楽しみにして聴いてくださる方も増えてきたので(って理由だけではないですが)いい加減な演奏はできない訳で・・・。いや当たり前ですが。

奈良県合唱連盟45周年の記念演奏会では、コンクールで歌ったブラームスとラターのクリスマスキャロルを3曲。気持ちよく歌えました。
しかし「45周年」って区切りも、まああるにはあるんでしょうが、10年毎でもいいような気もするんだけど。

そして有志14名で参加した奈良ヴォーカルアンサンブルコンテストは、今年が第1回目。
中学や高校は少ない部員数で活動している学校が多いので、その開催が待たれていました。
「学生の部」と「一般の部」、合わせて35グループっていうのは、1回目にしてはよく集まったものだと思います。
無伴奏を条件にしなかったので、ピアノを伴った演奏が多かったですし、「小アンサンブル」とは言いがたいスタイルも見受けられましたが、コンクールへの参加団体が極端に少ない奈良にとって、「コンテスト」をうまく利用する合唱団が増えていくことは、とても意義深いものだと思います。

大晦日は副団長の若和尚さんのお寺で鐘突きの会。引き続いての恒例の新年会。まあ私は毎年、飲み会から参加するんですが(笑)、本当に楽しくって、「今年も頑張るぞ」っていつも思います。(Thank you! 若和尚さん)

で、年明けは演奏会へ向けての選曲・・・今年は特に悩み苦しみました。
25周年で第10回の、まあ数字的には特別な感じのする演奏会なんですが、だからといってレベル以上のことは出来ないわけでして。
でも「演奏が十分可能」という縛りで選曲を始めると、とても「つまらない」プログラムになってしまいます。いやホントに・・・。
じゃあどの程度まで「幅をもたせる」か?という見極め。これが一番難しい。
ただはっきり言える事は「良い」曲を選ぶべきだということ。
なぜなら、曲の魅力が私たちの力を引き出してくれると信じれるから。

素晴らしい音楽との出会いを実感できる年にしたいものです。

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  [73] コンクール2 2007/12/05 17:36:03 

コンクールからすでに3週間が過ぎ、今は年内の本番に向けての練習中です。
アルトのメンバーの披露宴での演奏。
練習場としてお借りしている教会でのクリスマスコンサート。
奈良県合唱連盟45周年の記念演奏会での演奏。
そして有志で参加する奈良県ヴォーカルアンサンブルコンテスト。

それと並行して来年の選曲を進めないと・・・。(汗)

さて、コンクール。
シェンヌは約7割のメンバーが前日に東京に入って、練習場で顔を合わせました。
東京オペラシティーのリハーサルルーム。
練習は・・・ある特定のパートの音程を揃えるだけで終わってしまいました(笑)
その後は上野に移動して恒例の(?)前夜祭。今回は10人ほどしか集まらず寂しかったなあ。でも調子に乗って2時頃まで飲んでいました。2次会は焼肉・・・バカです。

当日は午後から上野駅近くで男声中心の練習を軽くしてからホールに向かいました。
ちょうど一般Aが始まる時間で、1番から6番まで聞くことができました。

最初は同じ関西代表のアンサンブルVine。
パートのラインがとてもよく揃った「編み目の向こうがはっきり見える」ポリフォニーで、すごく良かった。
自由曲はいつもの動きを伴った演奏。
極めて安定した、明るい音色の演奏はいつにも増して素晴らしい。
そして後半、ステージいっぱいに広がり・・・

あれ?

響きが変わった?
雛壇上で演奏していた時の音と、ステージ前方では明らかに音色が変化する・・・。
雛壇上、つまり反響板のかかった場所では音のまとまりがよく、しっかり残響が包んでくれる感じ。逆に反響板の切れ目から客席側前方は音量も確実に増えて、声の届き方にスピード感がある。が、その分直接的な音がたくさん聞こえて、ホールの「良さ」がうまく使えない。

あー迷う〜。。。

そのあとの演奏はそのことばかりが気になって、落ち着いて聞くことができなくなりました。
しかしはっきり言える事は「届く声」を持っている団体は奥からでも確実に届くということ。

シェンヌの声が客席までしっかり届くかどうかは、はっきり言ってわからん。しかし前方で歌って「聞こえてはいけないもの」までが届いてしまうのは、とってもマズい。これだけは何としても避けたい。

で、結局雛壇使って、しかも列毎の間隔もしっかり取って、そして3列目の男声を思い切って5段目まで追いやりました(笑)

で〜も、この時はまだ、あのステージ上での悲劇を誰も想像していませんでした。

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  [72] 第60回全日本合唱コンクール1 2007/11/27 00:12:06 

歌いだすことで、むしろ安心できた去年の熊本県立劇場。
今年は、歌いだした瞬間に凍りつきました。

だって、全く、きこえない・・・。

出だしのテナーは順調な滑り出し。アルト、ソプラノも落ち着いて入ってきた。
いつもは次にバスにキューを出すのを、この日は「忘れた」。
そこに在るべきバスの「Va〜lde」ってーのが、な、ない!

「今年は終わった・・・」そう思って目を移したベース諸君の顔にも同じことが書いてある。

いつもなら、だんだん耳が慣れてくる頃になっても聴こえない状態は続いていて、でも必死に「客席には届いているから」って自分に言い聞かせていると、
練習では起きる気配すらなかったテナーの事故。

その後は一人ひとりが自分と戦い続けた。汗が吹き出た。

しかし演奏後に、動揺はやはり隠し切れず、客席の拍手もまばらに聞こえ、写真撮影に向かうロビーでは「気の毒で声もかけられない」って空気に包まれてしまったような、その場から逃げ出したくなる居心地の悪さ。

直前のリハーサルでの通しは手ごたえ十分だっただけに、調整ミスを悔やんだ。

演奏の納得、という我々の最低の基準すら守れなかったという意味では、いくらコンクールの審査結果がよかったとしても今回の演奏を手放しに喜ぶわけにはいかないのです。

どんなホールでもすぐに対応できる、と過信していたのかもしれない。
「今回は賞にこだわらずに、ブラームス歌わせてね」って無理を通して歌ってみたものの、まだまだ力が及ばなかったのかも知れない。

ところが・・・

当日の録音を聴いて驚いた。
確かに演奏上のキズは確認できるが、イメージ通りの音が鳴り、意図した音楽がそこにある!ステージ上では、まるで見えないものを掴もうとしているような苦しさがあったのだが、イメージする音を引き出そうとして振った棒に、彼らが確実に応えてくれている。練習で繰り返し求めた響き、我々の求める音楽がそこに展開されている!
「練習で叩き込まれて身体が自然に反応した」といった類のものではなく、それはまさしく本番のステージのみで発揮しうる「生きた音楽」だと思う。

演奏中ではなく、録音を聴いてその「演奏の納得」が得られることもあるんだ・・・な。

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  [71] 関西コンクールも終わり・・・ 2007/10/20 00:00:50 

関西合唱コンクールも終わりました。
シードで演奏できることに感謝しつつも、審査される以上に・・・いやこれとは別のプレッシャーが圧し掛かる。

ここ数年は5月の演奏会で歌った曲を自由曲に持ってくることが多かったんですが、今回は変えました。
候補は2曲あったんだけど、どうしてもブラームスが歌いたくって。
でも演奏会で歌ったOp74の1は10分超えるからボツ・・・。で、宝塚コンクールが終わってからOp.29の2に急遽取り掛かることになりました。

関西コンクールでの演奏は・・・ひどかった。
全国までに何とかなるのかよ、ホントに。
また毎年のように、練習日が増えそうです。

さて、当日の演奏が聴けたのはたったの2団体。
カンティ・サクレと合唱団LABO。
カンティ・サクレは落ち着いた大人の演奏。
音程が危ない部分があったけど、音楽的には金賞の演奏!
LABOは15人でバーバーのアニュスデイ!
「ムリやろ・・・」と思って聴き始めました。

・・・が・・・

すごい完成度。びっくりしました。
もちろん「チャレンジしました」、なんてレベルではなく。
みなさん声楽家なのかなあ。

翌日の大学の部は全部聴きました。
ちょいと疲れましたが、面白かった。
印象に残ったのは武庫川女子大学と立命館大学メディックス。
どちらも上質な音楽を聞かせてくれました。
関西の大学の部は年々参加数も増えてきて、イイ感じです。

でも卒業後はみんなどうするんだろ?
京都や大阪の一般に行っちゃうだろうなあ・・・。

奈良にも、来て、ね。

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  [70] 夏の出来事 2007/10/10 23:50:48 

夏の出来事といえばそれ以外にもイロイロあります。

8月上旬に島根での全国高等学校総合文化祭へ奈良県の高校生たちと参加してきました。
奈良県選抜女声合唱団のことは以前にもここに書きましたので割愛しますが、毎年全く別のメンバーと一から合唱を作り上げる楽しさは格別です!
で、その文化祭では、あの栗山先生のレッスンを見れちゃいました!

「思い出すために」より「種子」
演奏の「ほぐし方」がすばらしく、何も難しいことはしていない・・・という錯覚に陥るほどシンプルなレッスン!体で覚えるのではなく、また頭だけで理解するのでもなく、無理なく自然に、ダイレクトに「心に」届くアドバイスってあるんだな。
やっぱり、すごい!

それ以外には今年も県内の4つの高校と1つの中学にお邪魔して一緒に練習しました。どの学校もとても熱心で、レベルも上がってきてるなって。
コンクール本番でも納得の演奏が出来ていたと思います。コレって大切だな。

三重県と大阪府のコンクールの審査にもお邪魔しましたが、こちらもとても勉強になりました。
しかしやっぱり思うのはステージから何かを伝えることの難しさ。

トーンの美しさ、ハーモニーの安定、言葉のクリアさ・・・でも届かない。ステージの上だけで完結してしまっているのです。
取り組みや想いそのものに満足して、指揮者と演奏者の「お約束」の中だけで演奏のできの良し悪しの確認がされていく、「聞き手不在」の演奏って多いな、って。

コンクールの難しさでもありますが、「演ずる」とは「人に見せること」なんだということを奏者としてどう捉えるか・・・。
いや、もちろん自分の演奏を振り返り、反省する機会となりました。

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